もうすぐ11月も終わりますね。
毎年この時期になるとあっという間に日々が過ぎていく気がします。
私は移動の電車内でよく本を読むのですが、本日読んだ本がとても素敵だったのでご紹介します。
小川糸さんの「ライオンのおやつ」という本です。
主人公の若い女性が余命宣告を受け、瀬戸内の島のホスピスで過ごす中で自身の人生と向き合うというようなお話です。
重いテーマですが、読んでいるだけで瀬戸内海の潮風とレモンの香りが漂ってくるような素敵な作品でした。
そして、物語に登場する「おやつ」やワインは本当に美味しそうで、食べることもお酒も大好きな私にとっては読んでいるだけで幸せな気持ちになれました。
行政書士というお仕事をしていると、死生観について深く考えさせられます。
人間は一人では生きられません。
お仕事を通じて人生の先輩であるご高齢の方のお話をお聞きしていると皆様共通していることは家族のため、周りの人のためという気持ちを強くお持ちだということです。
そのような、人として湧き出てくる自然な感情に寄り添える行政書士になりたいと、改めて思います。
この作品の場所のモデルは、愛媛県今治市の大三島と言われています。
柑橘畑やワイナリーのブドウ畑のあるとても素敵な島だそうです。
ぜひいつか訪れてみたいなと思いました。
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